|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
LA:2006-03-07 19:05 |
(8) |
|
|
|
アカデミー賞受賞式はハリウッドの最大イベントです。この晩は、ロサンジェルスの各所でパーティーが催され、人々が集まって授賞式を観て楽しみます。
ウエスト・ハリウッドは、トレンディなレストランが集まる地域で、毎年、雑誌“バニティフェア”が主催するパーティが開かれるモートンズというレストランがあります。このレストランが面するメルローズ・アベニューは、セレブの乗り付けるリムジンや、その姿をカメラにおさめようとメディアのトラックやパパラッチでごった返すため、午後から道路は封鎖され、ゲスト以外の一般の車は通行できなくなります。パーティだけのために警官が出て道路を封鎖してしまうなんてハリウッドらしいですが、この辺りの住人は、その日の外出はきちんと時間帯と道順を考えて出かけないと、黒塗りのリムジンの渋滞に巻き込まれてなかなか家にもどって来られないようなことになります。 |
今年は、ジョン・スチュアートというコメディアンが初めての司会をしました。無難にこなしているようで地味な印象もありましたけれど、さりげなく飛び出すジョークがとても的を射ていておもしろかったでした。
一番の注目は、3っつのカテゴリーでノミネートされていたミスター・ナイス・ガイのジョージ・クルーニ。彼は、その人柄とルックスから、セレブリティの間でもドリーミー・クルーニなとど呼ばれてモテモテです。最優秀助演男優賞をとったときの受賞のスピーチにとても好感が持てました。
ベスト・モーメントは、最優秀主演女優賞をとった、リース・ウエザースプーンの受賞スピーチだったのではないでしょうか。家族への愛と感謝、女性としてどうありたいかなど、彼女らしい心のこもったスピーチでしたので、感激して聞いていた女性はたくさんいたことと思います。 |
アメリカのこうしたアワード賞での受賞スピーチの最後は、たいてい家族への「アイ・ラブ・ユー&サンキュー」で締められます。奥さんや、ハズバンド、息子、娘、パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんなど、最愛の人への感謝の気持ちを叫んで終るところにじ〜んときます。
私が観ていて一番楽しいのは、女優さんたちのガウン/イブニング・ドレスとネックレスやイヤリングなどのジュエリーです。今年、最も話題にあがったのは、ミッシェル・ウイリアムスのきれいなサフロン色のベラ・ワングのドレスだったようです。個人的には、シャーリーズ・テロン、ウマ・サーマン、フィリシティ・ホフマンなどとてもドレッシーだと思いました。
レッド・カーペットで賞讃されるドレスの要素としてあげられるのは、品のよさ、ヘアスタイルとアクセサリーとのバランス、体にぴったり合ったデザインかどうか、そして年相応のスタイルかどうかといったことです。ミスマッチなものを身に付けて、いったんワースト・ドレッサーとして名前があがってしまうと、後々何年にも渡って語り継がれてしまうので、ドレス選びに慎重になりすぎて、女優さんたちのなかには、かなりのプレッシャーを感じてエネルギーを消耗する人たちも少なくないようです。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|