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旅のアルバム part 2
LA:2008-07-04 10:36 (79)
ロンドンからバルセロナに飛ぶ日

せっかく早起きしてルートン空港に出向いたら、コンピューターがダウンして飛行機が飛べない状態でした。一時間ほど待ったら、行き先のチェックインカウンターの番号が手書きで書かれた紙が張り出されたので、そこに並んで、さらに2時間ほど待たされました。この朝、ルートンを使う人はみんなが足止めを食ったのですが、「せっかく早起きしたのに、ついてないなあ」なんて思っていたら、さらに嫌な事が連発しました。気がつくと、私、列の一番後ろにいたんです。スーツケースをチェックインする前から、係の女性が、「あと残りひとりだから(私のこと)、急いでそちらへ向かわせます」なんてことを電話で話していて、私に向かって、「バルセロナ行きの飛行機は、もう飛び立つから、急いで搭乗口へ行かないと間に合わないわよ」なんて言いつけるんです。こちらもイライラしていたから、「えっ!?さんざん人を待たせておいて、お客を残して飛ぶはずがないでしょ」って言ったら、「もちろん、飛ぶわよ!」って言われちゃいました。「どっち?搭乗口は何番?」って聞いても、向こうのモニターに出ているからそれを見て行きなさいって言うだけなの。ルートン空港を使うのは初めてで勝手が分からないので、指を指された方向へ走って行ってモニターを見つけたけれど、もう飛び立つ寸前だからか、バルセロナ行きは出ていなくて、私はじだんだを踏むようにして「わかんな〜い!乗り遅れちゃう〜!」って泣きべそかいたの。そしたら、私の前の前に並んでいた男の人がゆっくり歩いて来て、「こっちだよ」って教えてくれたので、その人について行ったら、登場ゲートの踊り場にたくさん人がいて、そこでまた1時間半も待たされることになりました。なんのために、急かされたのかわけが分からなく、プンプン怒っていたら、あまりの緊張が続いたために疲労困憊して眠りこけてしまいました。そのうち、外は雨が降り出して、飛行機まで歩いて行くのにブーツが濡れちゃうわとか、嫌なことばかりが続く日だなあって思っていたら、さらにおもしろくないことが続きました。乗った飛行機、満席だったんです。私は、なぜか余計にお金を出してスピーディー・ボーディングというチケットを買っていたので、最初に搭乗できたのですが、その飛行機が、全席自由席だってこと知らなかったので、座席番号が出ていないなあなんてチケットを裏返してい見ている間に、座席の広いお得な席は、後から乗り込んだ人たちに全部とられてしまいました。仕方が無いから非常口近くの窓側席に座りました。そしたら、隣に座ったイギリス人のおじさんが、ものすごい咳をする人で、「お願〜い!病気をうつさないで〜!」って思っていたら、その人、ゴホン、ゴホンって咳をしながら私に話かけてくるので、しまいには寝た振りをしてしまいました。


嫌だな、嫌だなあって考えているときや、「どうして私だけ、こんなについていないの」といった犠牲者メンタリティーでいるときは、さらに嫌な事が引き付けられるようにやってくるんですね。

今回、飛行機の移動は合計6回ありました。そして、6回のうち5回は、遅れたり、火災探知機のサイレンが鳴り出したりするなどで足止めを食ったり、一度は、行き先の違う飛行機に乗り込んでしまったり(乗せるほうも乗せるほうですが。。。ちなみに、それはイベリア航空でした)、試練続きだったんです。でも、しまいには、これは何か意味があって起こっているに違いないと思い直してみたら、ちょっと前に読み終えた本からのセンテンスが思い浮かびました。「Accept what it is. Resist nothing.(自分の置かれた状況を素直に受け入れなさい)」という意味です。深呼吸して肩の力を抜いてみたら、それから旅が楽しくなりました。
帰り道、ロンドンからニューヨークのJFKエアポート経由でロスに戻ってくるときにも、JFKで8時間ものスケジュールの遅れがありました。私にはどうすることもできないその現状を受け入れてみたら、待ち時間もそれほど苦ではなくなり、無事、午前2時半にロスの自宅に戻って来ました。
Accept what it is. Resist nothing. これが、大事なレッスンだったのだなあと思い起こします。
   
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