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online classの感想
LA:2008-05-13 00:27 (74)


ライラックの花のシーズンです。
10週間続いた『A New Earth』のオンライン勉強会が終わりました。都合がいいことに、ライブで放映されたレクチャーの映像や録音、そして活字にされたものをOprah.comとiTuneでダウンロードできるようになっているので、今後も繰り返し映像を観ることができます。
エックハート・トーレの『A New Earth』は、スピリチュアリティについて書かれた本で、人々が、魂が肉体に宿ることの本来の意味を理解し、意識の進化をはかるためのきっかけとなるような要素がちりばめられています。本書を3回読んだのですが、読む度に新しい発見があり、レクチャーも何度も観ても楽しめるので、噛み締めるように学んでいます。こういった勉強は、頭で記憶するだけでは意味がなく、「ああ、なるほど」と感性に染み込むような体感が必要とされるようです。たとえば、私の場合、本書を読みながら自分もエゴによって心が縛られていることがよくあるなあと痛感することがしばしばありました。
6週目ぐらいからだったでしょうか。著書のエックハート・トールとホスト役のオペラが会話しているのをコンピュータの画面で観ていると、体のなかのエネルギーの流れを感じ、手のひらなどは、びりびりするほど気の流れを感じるようになりました。時間と空間を超えて、私のエネルギーの波動にも変化がもたらされるのを体感できました。
でも、レクチャーが終わってひとりになったときや、外へ出で色々な人のエネルギーに接すると、またもとの荒い波動にもどってしまいます。これは、自分で波動を調節することや、外部からのネガティブなエネルギーに対して自分を守る方法をまだしっかり体得していないからだと思います。でも、毎日意識して癖にすることで、ちょっとした呼吸法などをつかってエネルギーを調節できるようになってゆくのだと思います。
毎回のオンライン勉強会には、世界各国から50万から100万人以上の参加者があり、寄せられるメイルのなかには、この一冊の本で人生が変わったという声がたくさん寄せられていたようです。しかし、その一方で、スピリチュアリティを一種の宗教とみなして攻撃してくる宗教家からの非難のメイルもたくさんあったと聞きました。でも、この本を宗教として勘違いするような人たちは、きちんと本書を読んでもいないし、オンライン勉強会も観たことがないからだと想像します。
 それについて、著書のエックハート・トールは、「進化に向かう準備ができた人には役に立つ本ですけれど、まだその時期を迎えていない人にとっては、全く無意味な本なんですよ」と話していました。
私は、正直、この本で生き方が変わりますようにという期待がありました。しかし、ドラスチックな変化は起こらず、そのかわり、温暖湿布を貼られたかのようなジワジワと染み出してくるインテリジェンスのようなものを感じ、「全てはエネルギーであり、ひとつである」というコンセプトが納得できるようになっただけでも有り難いことだと思います。
著書のなかで、とてもインパクトがあったセンテンスが、
“Life is the dancer and you are the dance.”(p.115)です。
私は、それまで、自分が踊り手で、生命というものが自分の肉体を通してダンスをクリエイトしていると思っていました。ところが、本書では、「ライフ(生命)が踊り手で、私がダンス」だとされていて、これを理解するまでにしばらく時間がかかりました。
オンライン勉強会でのエックハート・トーレの説明を簡単に訳してみると、大宇宙のエネルギー(人によってはこれを神と呼ぶ)がLifeそのものであり、それが星やギャラクシーや、私たちの肉体を含む形在る世界を生み出し、そういた物質を通して体験、つまりダンスを踊っているということでした。
私は、この説明を理解するために、操り人形を思い描いてみました。人形遣いと人形の間には操り糸があって、その糸を通じで、人形遣いの意図が人形に伝達され、人形は息吹をかけられたように動きだします。私たちは、エネルギーという目には見えない操り糸を通して、宇宙エネルギーからの影響を授かり、それは直感とかインナー・ボイス/内なる声、感情とか、インスピレーションとして私たちが受け取っているものではないかと想像しました。
人形遣いであるLife(生命)が送ってくれるそうした信号を素直に受け取って選択を行い行動に移していれば、私たちは「人の形をもちながらも、Lifeのエネルギーを放ちながら生きる」という経験/ダンスそのものになるのではないでしょうか。
ところが、私たちのつまらないエゴや欲が、「素晴らしいダンサーになりたい」と勘違いしてもがくので、空回りして苦しい思いをするらしいのです。
操り人形が動かなくなるときは、操り糸が全て切れたとき、それは、魂が肉体を離れるときです。呼吸をしている間は、私たちは常に操り糸でつながれている、つまり、Life(生命)とひとつにつながっているということなのです。
こんな風に、自分なりに納得してみたら、私はひとりじゃない、全ての人と、全ての物事とつながっているんだという実感がわいてきました。すると、とてもとても優しい空気で全てが包まれている感じがして、思わず泣けてしまいました。言葉では言い表せないほどのこの優しい優しい空気は、常にどこにでもあって私たちを包んでくれています。でも、意識がちゃんと開いたときにしかその存在に気づくことができないようです。
「Life is the dancer, and you are the dance.」
Life(生命)と常にひとつだということを意識するようにして、自分の感性を大切に、内からの声に耳を貸しながら素直に生きることが、大宇宙のクリエーションとしての輝かしい舞になることなのかもしれません。と、そんな風に理解している私です。



   
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