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"A New Earth”を読みながら。。。
LA:2008-03-12 21:59 (72)
Eckhart Tolleの『A New Earth』を読み返しています。今回は3度目だというのに、それでも初めて読んだ本のように「ふ〜ん、そうかあ、そうなんだあ」と、感心しながら、味わうように楽しんでいます。
この本は、サブタイトルの「Awakening to Your Life’s Purpose」にAwakeningという言葉が使われているように、人々が、それぞれの存在の真の意味を認識して、自動的に生きることから、意識的に生きるようにシフトするためのガイダンスです。本書では、このシフトをAwakening(目覚め/認識)という言葉を使って説明しています。
日本でも、「癒し」とか「ヒーリング」に関しての広告活字がもてはやされ、そうした効果をもたらすといわれる商品が飛ぶように売れた時期がありましたね。目覚めることは、そうした一時的効果をもたらす物事に頼らなくても、自分の内に潜む癒しの能力を認識できるようになることでもあります。
この本を読んでいると、ときどき、フッと自分なりのAha!モーメント(そうか、なるほど!)が起こります。
「人は、考えすぎると不幸になる」
「心を静めたときにやってくるインスピレーションを大切に選択を行うと、必ず良い結果がやってくる」
「でも、結果に期待しすぎると、心が縛られて、受け入れる皿が小さくなるからダメ」
「欲しい欲しいって、執拗にしがみつく思いがあると、欲しいものはやってこないのに、そうした執着心を解き放してやると、思わぬときに、意表をついたシチュエーションを通して欲しかったものが現れることがある」
「心が何かに対して抵抗しているときにストレスは生まれる」
「現状をaccept、受け入れることが最初のステップ」
「今、自分が置かれた環境に感謝すればするほど、喜びがフツフツと湧いてくる」
「辛いなあって感じるときは、裏側で、自分のエゴ/虚栄心が活発に働いているから」
「物事を良い悪いと判断しないまま取り組んでいると、たいていのことは楽しくなってくるもの」
「人をああだこうだと品定めしないまま接するようにしていると、会話が楽しめるし、自分がどう思われているかという不安もなくなってゆく」
「自分はどんな人間かなと思うとき、どんな仕事をしたかとか、肩書きとか、どんな家に住んで、どんな車に乗って、どれだけのブランド品を持っているかとかいう無意味なことが付け足されていないだろうかチェックしたい」
「やっぱり“無心の勝利”という言葉が好き。美空ひばりの『柔』という歌の歌詞にも、“勝つと思うな、思えば負けよ〜♪”というのがあるけれど、オーディションがあるときは、これを心のなかで繰り返し歌いながら行こう」
こういうこと全部に共通していることが、「今、この瞬間を、しっかり意識して生きること」なのです。でも、そうすることが、私にはひどく難しい。いっつも頭のなかに、色んな思い出や思惑がはびこっていて、どうしょうもないことを繰り返し繰り返し考えていることが常であります。つまり、思い出は過去で、思惑はこれから起こることに対してだから、心ここにあらず状態なのです。
幼い子供たちって、まだエゴが確立していないし、経験も思い出もほんとに少ないから、そういったものに思考を乗っ取られないままで居られるけれど、大人になると、何十年も自動的に生きてきちゃってからだから、そんな習癖を崩すことがとても難しいの。
だから毎日、一節でも本を読みながら、自分に思い出させるようにしています。そして、つまらない思いや考えに惑わされないようにしながら、素直な喜びの気持ちをもって、自分の目の前にあることに取り組んでゆきたいです。

   
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