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LA:2007-07-09 12:20 |
(51) |
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ロサンジェルスのシアターをサポートして盛り上げるための催し、Edge Festivalに参加した。以前、メンバーだったThe METというシアター・カンパニーのクリエイティブ・ディレクターのフリントから、
「22分のパフォーマンスなんだけれどやってみない」
と気軽に声をかけられて、気軽に引き受けた。
フリントとの創作舞台に参加するのは、これが4回目だ。ただ、今回は一晩だけのアンサンブル・パフォーマンスということでリハーサルも短く、時間的な拘束も少なかったので有り難かった。
最初のリハーサルに出向いてみたら、何度か一緒に舞台をやったゴージャスな赤毛のリサ、オペラ歌手のクリステイーナ、チーズケーキ作りの名人ディアン、天使みたいに優しいフェリーシャも居て、その他4人、合計9人のアンサンブルということになった。
フリントの舞台は、割と政治的なメッセージが含まれたものが多いのだけれど、いつも訳が分からないエクササイズから始まって、ふざけて遊んでいるようなところから組み立てられてゆく。私は、この彼の創作過程に、子供にかえったような気持ちで飛び込んで楽しむことが大好きだ。この舞台をやったからといって、褒美がもらえるわけでも注目を浴びられるわけでもない。ただ、こうしてなんの期待もないままに一心不乱になって遊ぶことが、私にとってひどく心地いい。
おもしろいのは、フリントの舞台に関わっているときにいつも仕事が決まることだ。今回も、舞台の前日に大きなCMの仕事がひとつ決まった。きっと、楽しんでいるポジティブなエネルギーが発散されていたからかもしれない。こういうとき、いつも『無心の勝利』という言葉を思い出す。
いつも、心安からに、喜びと感謝の気持ちとともに生きてゆけたらいいなあ。
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