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LA:2006-10-31 18:40 |
(29) |
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ロサンジェルスで長い間一人暮らしをしてきて、最も心強く、感謝するのが、友達の存在です。
私が、こちらに来て間もない英語がしどろもどろの頃に、アクティング・クラスで知り合ったマイクとコレットが一番古い友達になるでしょうか。それと、仕事で知り合ったメイクアップ・アーティストのマージや、脚本家のベン、映画プロデューサーのブライアンとも、もう10年来のお付き合いになります。
彼らとは、頻繁に遊びに出かけたり、週に何回も電話をかけあっておしゃべりをするわけではないのですが、これまで長い間、お互いの人生の山あり谷ありを見てきて、喜びも悲しみも分かち合ってきた仲なので、それぞれとの間に愛情や信頼関係が存在しているのを感じます。
なんでも本音で話すので、ときには相手に腹をたてることもあるし、たぶん、みんなも私のナンセンスにうんざりしながらも受け入れてくれている部分があるだろうと想像します。でも、そこには愛があり、彼らになにかあったときには、どんなことでもして助けになりたいと考えますし、私に助けが必要なときには、必ずやってきて手を差し伸べてくれると信じます。私にとって、とてもとても大切な人たちです。これまで、たくさんの人と知り合いましたけれど、一緒に友情を育める人とそうでない人がいますので、これもご縁なのでしょうね。
去年、知り合って、しばらく仲よくしていたローザは、5つほど年下で私を慕ってくれているようでしたので、買い物へ行ったり、エクササイズへ通ったりと、週に1、2回のペースで会って時間を過ごしていました。ところが、だんだん人にあれこれお願いしてくるようになり、彼女の自己中な態度にこちらのエネルギーが吸い取られるような気がしてきたので、多少の距離をおくようにしていました。
先週のこと。ローザにちょっとしたことを頼んだのですが、彼女はそのリクエストにうまく答えてくれなかったことがありました。それも意図的に。。。最初は、「どうしてそんなことをするの?」と思ったのですが、考えてみたら、彼女は私が失敗することを望んでいたのだと思います。嫉妬でしょうね。
成功を一緒に喜んでくれるのが、ほんとうの友達だと思います。ローザに対しては、これまで腹が立つことが何度かあったのですが、これをきっかけにお付き合いを断つことにしました。これ以上嫌な思いをしたくないのであれば、そのための環境を選ぶのは、私の責任です。
一緒に時間を過ごすたびに、エネルギーを吸い取られたかのように疲れてしまう相手がいる場合、そういう人との友達関係が何のうえに成り立っているのか考えてみることが大切だと思います。利害関係が見えて、それが相手のほうにだけ有利に生じるような場合は、もう一度、その関係を見直してみる必要があるかもしれませんね。
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