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害虫駆除でstressed out. (疲れちゃった)
LA:2006-08-21 12:08 (25)
 住んでいる建物の殺虫作業が行われることになり、数日ですが、アパートから撤退することになりました。ゴキブリもネズミも居ない建物ですが、大屋さんのビクトリアがこの建物を売ることになり、その引き渡しをするときの条件に、この殺虫駆除が義務づけられたそうです。
 日本でいうとバルサンを焚くという感じなのですが、こちらではさらに大掛かりで、建物をまるごと巨大なテントで包み込むようにして、その中に害虫駆除のガスを吹き込むのです。この作業は24時間行われ、その後、24時間はガスが抜けるのを待つために家に戻れません。
 ビクトリアは、私たちテナントのために2泊分のホテルを用意してくれるということでしたが、彼女が予約をした場所を聞いたら、ひとりで寝泊まりしたくないようなハリウッドのど真ん中だったので、自分で近所のスパのあるホテルを予約しようかと考えました。すると、「そんな無駄遣いしないで、家へ来ればいいじゃない。水臭い!」と言ってくれた友達が居ましたので、お言葉に甘えてお邪魔することにしました。
 
         (最初にお世話になったコンドミニアムから見た地上のプール)
 生き物を殺せるほどのガスを充満させるのですから、もちろん食べ物だって残していけませんし、食器類もガスを浴びることになり、衣類や寝具にもガスが通ることになります。
 害虫駆除屋さんに言わせると、最近のガスは蒸発してしまうから、口に入れる物以外だったら、下着だって家に残していっても大丈夫だという。でも、やはり、ガスに浸された枕に顔を埋めて眠る気にはなれないし、そういうパンツを履く気にもなれないので、どちらにしろ家に戻ったら洗濯したくなるだろうからと、できる限りの物を持ち出すことにした。
 友達があまり乗っていないというカイエンの後部座席とトランクに、毛布、寝具、衣類、下着、タオル、買い置きしてあるクリネックスやトイレットペーパーに化粧品などを積み込ませてもらい、そのままガレージに駐車してもらうことにした。あとはスーツケースに一週間分の荷物を詰め込み、ラップトップコンピュータを持って、ジプシー生活が始まりました。
 ジプシー生活というのは大袈裟な話ですが、ビバリーヒルズの友達のコンドミニアムに2泊、ハリウッド・ヒルズの友達の家に2泊ずつさせてもらうことにしました。でも、神経質な私にとって、よそへお邪魔するということは、ビッグ・ディールなことなのです。
 おもしろいのが、こういうときに限って、仕事とコマーシャルのオーディションが重なって忙しくなる。しかも、テニスウエアにラケット持って来いとか、水着を着て来いとか、アパートの中に残してきてアクセスできないような物を身に着けて来いという指示がある。こういうことに腹を立てても仕方がないので、素直になって、友達に借りたり、ある物を工夫して水着っぽく見せたりと、クリエイティブに思考を働かせるようにして努めました。
 
 友達は、それはそれは親切にして下さったけれど、私は慣れない所ではなかなか寝付けないのとストレスで寝不足になり、丘の上のマークの家にお邪魔したときには、あまりの目まぐるしさと疲れで神経が高ぶり、危ない状態になりました。
 フッと、マークの家の2階のテラスにハンモックがあることを思い出して、それに身をあずけて目を閉じてみることにしました。「ああ、気持ちいい。宙に浮いてるみたい」。そして、目を開けると、実をつけたアボガドの木が陽を遮って、日陰をつくってくれていました。30分ほどそこでボーッとしていたら、気ばかり焦ってあくせくしている自分が滑稽に思えてきて、「適当にやっていればいいじゃない。もっと楽しまなくちゃ」と自分につぶやいていました。
 木に癒されたという感じがしました。やはり、自然は癒しのパワーがありますね。また近々、ハイキングへ行こうと思います。
 
(ハンモックから見た風景)
(アボガドたち)
   
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