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LA:2016-01-30 13:58 |
(198) |
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今年も、アメリカの西海岸で一番大きなアートショー、LA Artshowのオープニング・ギャラへ出かけてきました。
アートショーは、15カ国から合計115のギャラリーが一カ所に集まり、それぞれのギャラリーがレプレゼンとするアーティストの作品を展示&販売するものです。広い展示会場を観て歩いていると、まるで現代美術館を散策しているような感覚になりますが、アートショーのおもしろい点は、全ての作品がフォー・セール、購入できることです。
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今年のオープニング・ギャラは、映画『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞の助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイと彼女のご主人がホストをつとめるといったセレブ色もあり、たくさんの人たちがユニークにドレスアップして来るので、ピープル・ウオッチングしているだけでもおもしろいイベントです。
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こちらは、辻一弘(kazuhiro Tsuji)さんの作品で、フリーダ・カーロの巨大なポートレイトです。昨年は、アンディー・ウォーホールとサルバドール・ダリの顔が展示されていて、たくさんの人だかりができていました。http://kazustudios.com 辻さんは、ハリウッド映画、『グリンチ』、『猿の惑星』をはじめ、たくさんの映画の特殊メイクを手がけ、アカデミー賞にもノミネートされた経験のある人です。
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ギャラリーが展示する作品の他にも、日本の樹海での自殺者(!)だとか、アートショーの行われる5日間ずっと断食瞑想をする裸体の女性、といったアバンギャルドなパフォーマンス&インストレーションもありました。
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私には作品を鑑定するような眼識はありませんが、内側に沸き起こるインスピレーションに従って物をこさえるプロセスを経験しているアーティスト達の作品を間近に観て感化されました。
毎日、思想や教理に駆られた人々が引き起こす戦争や紛争、暴力のニュースが報道されている混沌とした世の中で、自分の内側に沸き起こるインスピレーション、思いやり、優しさ、愛情、許し、といった感覚が、いかに大切なものであるかを改めて感じました。そして、芸術というのは、天の光をこの世に降ろす、まるで神様の仕事のようだと思いました。 |

この絵に惹かれました。 |

この作品のタイトルは、『CHANAIL GUN』で、お値段は、$39,000です。 |
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