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LA:2015-04-18 14:12 |
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たいへん時間が空いてしまいました。久し振りの書き込みです。
去年は体調を崩し、その原因が全て自分の間違った選択と行いにあったということが分かり、精神的にも苦しい時期を過ごしましたが、辛い経験を乗り越えられたことで、一皮剥けたような、また、初心にもどったような謙虚な気持ちでおります。
女性の場合、出産後や更年期を前にホルモンバランスが崩れることがあります。症状は、人それぞれですが、気分にムラが出たり、鬱病になったり、思考がはっきりしなくて、物事を覚えていられなくなったり、睡眠障害、不安症、体重増加、髪の毛や肌がカサカサになる、肌の色素沈着、生理が不規則になる、片頭痛、アレルギー反応が頻繁に出るといったことが起こります。
去年の夏にフランスへ旅行に出かけたときは、まだ自分の体のなかで何が起こっているのかが分かる前でしたので、ロマンチックなパリに居ても、すぐに気持ちがふさいだり、些細なことに敏感に反応してはヒステリックになったり、落ち込んだりを繰り返していました。
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ホルモンのバランスが崩れているときは、本人が元気になる努力をしようとか、気持ちを切り替えようといったレベルのことではどうにもならないのだということを体験しました。どんなに綺麗なものを観たり美味しい物を食べても、喜びとか感動といった感覚や、あれをやりたい、これを試したいといった意欲が体のなかに沸き起こってこないのです。喜びを感じられなくなると、それまで自然にできていた感謝することができなくなってしまい、自分を口説くようにして「有り難い」と思ったり言ったりしても、やはり心がこもっていないために言葉尻が乾いている感じで、そんな風に噓をつくよりはいっそのこと知らん顔をして暮らそうというところまで落ち込み、だんだんと孤独を感じるようになりました。そうした状態は、まるで生きることから色彩が抜けてしまったようで、こんな精神状態であと数十年も生きてゆかなければならないのかと考えるたびに、さらにどんよりと気持ちが低迷しました。
でも、ホルモンバランスの調整をおこなえば、また元気を取り戻すことができ、生活にも色彩が増してくるのを感じとれるようになります。さらに、このような経験をしたことで、今、自分に与えられている物事や、私を支えてくれた彼や友達からの愛情の有り難さを実感することができました。
私の場合は、体のなかに水銀とステロイドが溜まっていて、それが消化器系、循環器系に負担をかけていたことも判明したために、栄養士の組んでくれたプログラムに従って食生活を変え、13種類のサプルメントを毎日摂り、遠赤外線サウナで汗をかいてのデトックスを行いました。
同じような経験をした女性から、ホルモンのバランスについての知識を得るのにとても訳に立ったといって貸してもらった著書が2冊あります。
中央アート出版社から出ている『天然ブロゲステロンが女性の一生の健康を守る!医者も知らないホルモン・バランス』ジョン・R・リー著と、その続編の『自然なブロゲステロンが女性の健康を守る!続・医者も知らないホルモン・バランス』です。最初の著書は、どちらかといえば、更年期と前更年期症状を改善することにフォーカスを置いて書かれたもので、続編は、もう少し年齢層の低い30代から始まる女性の前更年期の症状を改善することにフォーカスが置かれています。両方を読んでみて、なんて女性にとって重宝する医学書だろうと感激しました。
大抵の医者は、薬を処方して症状を抑えるように指示するだけで、症状の原因を突き止めて改善する方法を教えてくれません。教えないのではなくて、知らないから教えられないというのが実情かもしれません。ですから、症状というのは、体の自然治癒力が、バランスを崩れていることを教えてくれる忠告ですから、きちんとそうしたお知らせを読み取って対処できるように、自分の体についての知識を得ることは大事なことです。また、毎日、添加物を体にいれながら、環境ホルモンに曝され易い環境に暮らしている現代人は、自分の健康は自分で守っていかなければならないということを意識するだけでも、将来的に大きな違いが出て来るのではないかと考えます。
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