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思い出の場所
LA:2014-06-05 22:00 (184)
 高層オフィスビルが立ち並ぶセンチュリーシティーに、こんなに可愛いカフェ・レストランがあります。
http://cafechezmarie.com/
 Cafe Chez Marieのオーナーのチェズ・マリーさんは、モロッコ生まれのフランス育ちということで、両国の影響を受けたブレックファストとランチ・メニューをサーブしている、自称、アメリカで唯一のフレンチ・モロッカン・アメリカン・レストランだそうです。
 コーヒーは、濃厚なダークローストで味わい深く、クレープは、薄くて、舌触りがベルベットのようにデリケートで絶妙でした。デザートにいただいたチョコレートムースは、ほんのりした優しい甘味で軽く、おいしさに思わず唸ってしまったほどです。
 今回は、朝食の時間帯でランチメニューからの選択ができませんでしたので、次回は、ランチタイムに出かけてクロック・ムッシュをいただこうと思います。
 それにしてもオフィスビルの横に、まるでおとぎ話にでも出てきそうなヨーロピアン・カフェ!こんな素敵な空間で、ゆったりとした時間を過ごせたことが感激でした。

 
 
 来月、フランスへバケーションに出かけます。まず、リヨンへ入って、そこからコートダジュールのほうへも足を伸ばし、その後、パリへ入る予定です。
 フランスは、25年振りです!昔の著書、『ハリウッド女優になったOL奮闘記』に書きましたが、パリの街角で腰を下ろして町ゆく人々を眺めながら、「私は、これから何をしていきたいの?」と、自分自身に問いかけ、生まれてはじめてインナーボイスというものを聞いた場所です。それがもう四半世紀も前のことになるんです。そのときに起こった内なる会話によって私は単身渡米することを決意したので、是非、その場所へ戻ってみようと考えています。その場所で、今の私がどういった感慨に浸るのか楽しみです。
 25年前のパリで。ポンピドーセンターの近くのこの広場を訪れてみます。 

 フランスでもベーカリーやカフェを訪れるのが楽しみですが、カフェといえば、ハリウッド・ヒルズに引っ越してくる前に住んでいたウエスト・ハリウッドで毎日通っていたアースカフェの東京での2店舗目が表参道にオープンしたそうです。去年、久し振りにビバリーヒルズのアースカフェへ出向いたとき、オーナーのシーラがいて、代官山にもうすぐオープンするという第一号店の写真を嬉しそうに見せてくれました。http://www.urthcaffe-japan.com/ 
 代官山のほうのメニューは、ロサンジェルスのメニューと8割型同じです。人気なのは、カフェラテ、スパニッシュラテのようなミルクの泡の上に絵を描いてくれるもので(乳製品が苦手な私は、いつも豆乳でつくってもらっていました)、暑い日には、コーヒーがスラーピーのようになったグラニータというのがたまりません。
 お食事は、よくポーチ・ディ・パルマというのをいただいていました。アースサラダもさっぱりしていて美味しいです。チキンと、バジルペーストのサラダやサンドイッチ、カプレーゼ・パニーニもお勧めです。
 私が現在住んでいる場所は、緑に囲まれたいい場所ですが、以前のように歩いてカフェまでといった環境ではないのでウエスト・ハリウッドに住んでいた頃を懐かしく思います。
 
 
   
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