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新年、明けましておめでとうございます。2014年
LA:2014-01-02 13:14 (181)
新年、明けまして、おめでとうございます。

今朝、メイルを明けたら、このような便りが届いていました。

May you be at Peace,
May your heart remain open.
May you awaken to the light of your own true nature.
May you be healed,
May you be a source of healing for all beings.

(inner) Peace on Earth.
Blessing for the New Year.

 “心が穏やかで、開かれた状態であれますように。
 ご自分の本質である輝きを認め、受け入れられますように。
 貴方が癒され、それが全ての人々の癒しへとつながってゆきますように。
 この世に、内なる平和あれ。
 喜びに満ちた一年になりますように。”

ざっと訳すとこんな感じになるでしょうか。
このメッセージが胸に響いたのは、幸せは、自分の外側に降って沸いたように起こるのではなく、自分の内側に見つけるという意図が込められているからです。
 
 以前は、ベッドでひとりで目を覚ますと、宇宙に向かって、「優しくて、寛大な男性を私のもとに送ってください。そして、その人に、大事にされ愛されますように」と、願い事をしていました。今は、その願いが叶って、望んだとおりの男性と一緒にリレーションシップを育めるまでになりましたが、お付き合いを始めてからここまでくるのに2年近く時間がかかったのは、まず私の内側に愛やインナーピースを養う必要があったからです。
 自尊心が低く、自分のことを、どうでもいい人間だと感じる場合、周りから与えられる愛や称賛は、一時的な興奮剤にはなっても長続きするものではありません。そして、陽炎のように薄れてゆくそうした刺激を得ようと、愛や幸福感を間違った場所に探し求めるようになります。私が、彼からの愛情を素直に、そして、しっかりと受け取れるようになるために、まず、自分の内側にあるそうしたネガティブな自己イメージと向き合う必要がありました。
 昨年中は、自分の内側と向き合い、自分がどういう資質をもった人間であるかを知るためのセルフ・ワークに時間を費やした一年でした。そして、人間関係というのは、まるで鏡のように自分自身を映し出してくれるものだということを学び、目から鱗が落ちるようでした。私たち人間は、エネルギーでできていますから、似通った波動を持つ人同士が惹かれ合うのだそうです。特に、恋愛関係に置いては、自分を最も成長させてくれる相手を本能的に選んでいるということです。
 彼と私も、最初の頃は、お互いの一番見せたくない部分を刺激し合いながら、ドロドロと毒素を放出し合っていたのを思い出します。主に私から出た感情の膿は、怒りでした。この小さな体のどこにこれほどの怒りが溜め込まれていたのかと思うほどの怒濤のような怒りが吹き出したことがあり、驚きました。こうした感情は、幼い頃の私が、あまりのマグニチュードに体感することができないまま胸の奥底へしまい込んでいたものなので、それが今になってプロセス/浄化されるべく浮き上がってきたのです。幸い、精神的に大人で思いやりのある彼なので、よくよく見守ってサポートしてくれ、私は、自分のセルフワークに集中することができました。
 自分の内側を見つめることによって、私は、生まれて初めて本当の自分と対面したような気持ちになりました。これまで、自分の悪い部分を無くすだとか理想の目指す姿に成ろうと努力することが、自分を成長させること、自己開発だと思ってきましたが、それは、さらに自己否定をすること、そして、自分以外の何かに成ろうとする虚勢でしかないことに気がつきました。
 本当の自分を知るプロセスで見せられた様々な自分の内成る要素;寂しがりやの私、几帳面な私、思いやりのある私、心配性の私、自尊心の低い私、怒気を溜めた私、優しい私、ナルシストな私、正義感に満ちた私、反抗的な私、その他にもたくさんあるのですが、これらのどれもが私という人間を構成しているパーツですから、否定せずにその存在を認めて受け入れてあげることが、自分の内に癒しを起こすための第一歩です。特に、ネガティブだと思われるパーツは、幼い頃の私を守るために、サバイバル・メカニズム、または防衛のメカニズムがこさえてくれたパーツである場合が多いので、全ては無防備だった幼い私を守るために生まれてくれたパーツとして受け入れ、その功労をねぎらってあげると、そのパーツにまつわる感情が噴火することがなくなってきます。
 私も、怒りを爆発させるパーツが生まれてきた理由を回顧して、そのパーツに思いやりをもって耳を貸して、内なる会話をもてるようになるにつれ、激怒することや感情が爆発することがなくなってきました。
 ようするに、内成るパーツを自分の内成る家族だとして、それぞれの役割を認めてやり、注意を払い、思いやりをもって世話することが、自分に愛情を注ぐことになります。そして、自分のパーツを知れば知るほど、自分の行動パターンや癖がどうして起こるのかというのも理解できるようになります。私は、これまで遠慮がちで前進できない自分がいた理由も分かり、これからは、もっと自分らしく、そして、自由に自分を表現してゆきたいと思えるようになりました。
 自分に対しての愛情がもてるようになると、自分から愛を差し出すことも、そして、周りからの愛を受け入れることも上手になってきます。最近の私は、彼からの愛情をきちんと受け取り、喜び、その感謝の気持ちを素直に表現できるようになりました。彼とのリレーションシップのなかで映し出されてくる自分の姿を真っ直ぐに見受けられるようになると、今度は、まっさらな心の眼で彼を見つめることができるようになり、その目のなかに愛の光を見つけるとき、自分がとても恵まれた人間だと実感できるまでになりました。
 
 人は皆、幸福の種、愛の種、インナーヒーリングの種、内なる平和の種を授かって生まれてくるのだと思います。そして、その種を内側に見つけ、手塩にかけて育て、やがてその実りを人々と分かち合えるまでになることが、私たちが生涯を通じでやり遂げる仕事なのではないかと感じます。

 “心が開かれた状態で、穏やかであれるように。
 ご自分の本質である輝きを認め、受け入れられますように。
 貴方が癒され、それが全ての人々の癒しへとつながってゆきますように。
 この世に、内なる平和あれ。
 喜びに満ちた一年になりますように。”

皆様にとって喜び多き一年になりますように!
今年も宜しくお願いいたします。

中村さえみ


 
 
 


   
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