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LA:2013-07-11 12:17 |
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アメリカでは、独立記念日といえば、バーベキュー・パーティーと花火です。今年も、大きな裏庭のある友達の家のバーベキュー・パーティーへ行ってきました。
ゲストのなかに、つい最近、アメリカの市民権を取得した方がいらして、その方のお祝いも兼ねてぴったりのケーキが用意されていました。中味は、日本のスポンジケーキのような軽さのないアメリカの典型的なイエロー・ケーキでしたが、甘味がほどよく素朴な味で楽しめました。
私は、日本でいただく、繊細なお味のフワフワのスポンジケーキやシフォン・ケーキが好きなのですが、ロサンジェルスにあるいくつかの日本のベーカリーはどこも遠いので、とうとうシフォンケーキの作り方をマスターし、自分で焼くようになりました。友達の誕生日やパーティーに持っていったり、友達が寄ってくれたときに出すこともあり、どこへ出しても好評です。
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この日は、ゲストのひとりが、昨年のバーニングマン(夏の砂漠での大カーニバル)の残りだといって花火を持って来てくれたので庭で楽しみました。花火の煙の臭いが、日本の夏を思い出させてくれてとても懐かしい思いがしました。子ども時代の夏休みは、散々こうした花火で遊びましたが、アメリカでは、個人で行う花火は違法のために闇市へでも行かないと手に入りません。
でも、このお宅の近所は、ヒスパニック系の住人が多く、南米から入って来たと思われる花火が打ち上げられていました。お祭り騒ぎのどさくさにまぎれて、各所で爆竹の爆音が絶えず、道路の真ん中で打ち上げ花火をするなど、かなり賑やかな晩でした。
ケーキの味は大味で、違法の花火が各所で上げられるといった、こうしたアバウトで窮屈でないところが南カリフォルニアの魅力です。 |
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