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6月のウエディング
LA:2013-06-07 00:11 (177)
 6月はウエディング・シーズンです。先週末、私も知り合いの結婚式に出席してきました。
 親しい友達の結婚式に加わる場合は、花嫁のブケーや会場の花飾りを作る手伝いや、受け付けやスピーチを頼まれたりと、役割が課される場合があり、そういうときは準備で忙しない思いをしたり、間違いがないようにと緊張したりします。でも、今回は、花嫁の祖父母と面識があるだけでしたので、心おきなく楽しむことができました。
 
こちらの結婚式は、たいてい花嫁が仕切り役になってテーマを決めて、それにそって招待状のデザインや会場のデコレーションを決めてゆきます。今回のテーマカラーはピンクで、花のアレンジメントが可愛らしく、ランチ(牧場)風の設定での野外ウエディングということで、カウンターは樽の上に板を載せたものだとか、ベンチは干し草の上にコットンのカバーをかけたものと、堅苦しくない、ほのぼのとした雰囲気でした。
 式のプログラムやユダヤの結婚式の習慣が書かれた小冊子に、座席が書かれたカードが貼り付いた小枝風の鉛筆や、ナプキンホルダーも、ゲストが記念に持ち帰れるようにと、花嫁と彼女の母親が手作りしたものだそうです。
 
 レモネードスタンドの木に飾られた写真は、花嫁と花婿の両親と、そのまた両親の3代に渡る結婚式の記念写真だそうです。これらの写真が入ったフレームも、市販の物をアンティーク風に見せるために、木枠を紙ヤスリで削ってから色を塗り直したりと、たいへんな時間とエネルギーを費やしたと花嫁のママがこぼしていました。そうした詳細へのこだわりが、チャーミングな空間とマジカルな時間をこさえたのでしょう。
 式は英語で、ceremony(セレモニー)、披露宴は、reception(レセプション)といいます。こちらのレセプションの始めは、夫婦になって初めての共同作業ということで、参加者の前で花婿と花嫁がファースト・ダンスを披露します。
 その後、花嫁、花婿それぞれがゲストに感謝の言葉を述べるスピーチがあり、ふたりの誕生から、出逢い、そして今日にいたるまで愛を育んできた様子をモンタージュ映像として流すなどしてパーティーを盛り上げていました。宴もたけなわに入ってくると、今度はユダヤ人の結婚式には欠かせないホウラと呼ばれるゲストが手をつないで輪になって踊るフォークダンスが始まり、花婿と花嫁は、それぞれ椅子の上に座った状態で男性参加者に担がれてお祝いをする習わしがあります。私は、このホウラが踊りたかったので、ハイヒールで足が痛いのも忘れて列に加わり、ぐるぐる回りながら踊ってきました。
 
 
 
 
 
 陽が落ちた後は、デコレーションのライトやキャンドルの光に浮かび上がるレセプションの空間が幻想的できれいでした。キャシーとアレックス、末永い幸せなパートナーシップがもてることをお祈りします!
 東京でOLをしていた頃は、結婚を人生のゴールのように考えていました。でも、離婚率が60%近いアメリカで長く暮らし、結婚して苦労している人をたくさん観てきたのもあり、人間関係の全てがそうであるように、夫婦という関係も、人として成長をするための修行の場なのだと理解できるようになり、私の結婚観も変わりました。
 相手に幸せにしてもらおうという非現実的な期待をもって恋愛関係に入ると、1+1=1という関係になってしまいますから、ふたりで1をシェアしなければならなくなり、そこに不満やわだかまりが生じてバランスが崩れます。でも、そのごたごたのなかで、双方ともに切磋琢磨されながら成長できて、それぞれが独立心と満たされた人生観をもてるようになれば、1+1が2よりも大きなものを生み出す関係をきづいてゆけるようになるでしょう。
 私も現在のボーイフレンドとリレーションシップを持つようになって一年が過ぎましたが、今でも会うたびに新しい気づきが起こります。自分が放つエネルギーが、鏡に映し出されるかのようにふたりの間柄に映し出されてくるため、相手よりも自分についてビックリするようなことを見せられることが多いので、反省したり、感謝したりしながらリレーションシップを楽しんでいます。今の私は、自分の「1」を偽りのない、そして中味のしっかり詰まったものにするための修行をさせてもらっているような気がします。
   
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