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ガーデン・パーティー
LA:2012-09-07 22:46 (170)
 誕生日が近づいたとき、親しい友達が、私の家では呼べる人数が限られるだろうから彼女の自宅の裏庭で誕生会をしてはどうかと提案してくれました。それでも、ごく親しい人たちだけでこじんまりとやりたかったのですが、彼女のご主人が顔の広い社交的な方で、あれよあれよという間にゲストが増えて、私の知らない人までも混じっての大パーティーになりました。
 シャビー・シークにデザインされた素敵な庭に、手作り料理でのビュッフェテーブルを設置し、デコレーションのライトと焚き火の灯りで、村のお祭りとでもいうような温かいアトモスフィアができあがりました。
 さらに嬉しかったのは、ロスで20年近く交友関係をもっているしごく親しい友達が参加してくれたことです。私は、この人たちからの惜しみない愛とサポートに支えられながら、ロサンジェルスで生活してこられたのだと思います。ひと月前、父の臨終に立ち合ったとき、人生とは短いものなのだという実感が自分の内に沸きました。そんなこともあり、自分がどれほど恵まれているのかということを感じ、皆に感謝をしながらこれまでの人生を祝う誕生会にしたかったのです。
 大好きな友達に囲まれて、ポヨン、ポヨンに柔らかいマシュマロに抱きかかえられたような夢のような時間でした。
 最近の私は、静かな幸福感に満たされ、周りからの愛情を素直に受け入れることができるようになってきました。そんな話しをしたら、友達のご主人が、
「サエミは子ども時代、切望してもお父さんから得られなかったもの(傍に居て、優しい言葉をかけてもらう、褒めてもらう、守ってもらうといった愛情を込めて世話をやいてもらうこと)を、お父さんが最期を迎えるときに、自分からお父さんへ惜しみなく与えることができたから、今度は、それが別のところからサエミに降り注がれるようになったんだ、自然の摂理だよ」と、話してくれました。
 私は、フッと、エックハート・トレの著書、『A New Earth』の一節を思い出しました。
 “Acknowledging the good that is already in your life is the foundation for all abundance. The fact is: Whatever you think the world is withholding from you, you are withholding from the world. You are withholding it because deep down you think you are small and that you have nothing to give. – You cannot receive what you don’t give. Outflow determines inflow. Whatever you think the world is withholding from you, you already, have but unless you allow it to flow out, you won’t even know that you have it.” (“既に自分の生活のなかにある感謝するべきことに気づくことが、豊かさの基本である。実際、自分には運がないために手に入らないと考えている物事[金、称賛、愛など]は、自分自身のなかに溜め込んだまま世の中に与えていない物事でもある。それは、あなたが、心の奥底で、取るに足りない、人様に与えられるものなど何ももっていない人間だと自分を卑下しているからだ。―略― 自分から与えないものは、受け入れることもできない。流出した分に、流入が可能になるスペースが生まれるからだ。この世の中が、または、大宇宙が、あなたにお預けをしていると思えることは、既に自分のなかに存在する。ただ、それを、まず自分から外側へ放ち与えることをしない限り、自分のなかに既にあるその存在に気がつくことができないということなのだ。”)
 
毎年、この時期は『バーニングマン』へ出かけてしまう20年来の親友のマイケル(右)が、今年はロスに居残り、誕生会に来てくれました。




 
このガーデンは、家主のご夫婦の結婚式(何を隠そう、私が縁結びのキューピッドなのです)をはじめ、たくさんの人々の祝いのイベントが行われてきました。12年前には、ロサンジェルスを訪れた母の65歳のバースデーパーティーを開いてもらった記念すべき場所でもあります。
 今ある生活のなかにたたずんでいる無数の小さな幸せや喜びを見つけて感謝することを心がけていると、有り難いなあという気持ちが増してきて、それが、これまで意固地にこびりついていた「こんな私なんか...」という思いを解かし始めます。
 そして、今、ここに居るだけで充分な自分だという意識が生まれると、周りで起こることは全て一時的な出来事でしかないとう事実が見えてきます。バースデーパーティーで皆からの愛情に抱かれているときはそれを思いきり楽しめばいいですし、皆が帰宅してしまった後でも、欠乏感のない満たされたままの自分が残ります。
 こうした意識は、一度自分のなかに起こっても、またフッと馴染みのある欠乏感が近寄ってきて無意識に陥ることがありますので、その度に、意識を高めるという選択を繰り返して、新たなメンタル・ステイトにまでもちあげることが大切です。
 この一年は、今、既にある豊かさに感謝をすることに意識をおいて暮らしてゆくよう努めます。
 


 
 

 
 
   
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