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LA:2012-02-21 16:22 |
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OL時代に集めていたエルメスのスカーフの一枚を額に入れてもらって飾りました。
最近、私は、何をしているときが一番楽しいか、どんなときが満たされた自分であるかを考えることがあります。
去年は、人との出逢いや関係を通して、自分の内側をじっくりと見つめ直す機会に恵まれました。そして、ほんとうの意味での喜びというのは、自分の内に起こるものであり、私は、自分らしく自然体でいるときが、体の内に静かにたたずむ喜びと一緒にあれるときだということに気がつきました。英語では、こんな表現があります。I feel comfortable in my own skin.
自分らしくあるということは、実はとてもシンプルなことなので、自然とそうあれる人もいるかと思いますが、神経質で周りのエネルギーからの影響を受け易い私には難しいことです。
去年から、ホロトロピック・ブレス・ワークという呼吸瞑想のヒーリングを受けるようになって、マインド、ボディ、そして、スピリットのバランスを保つうえで呼吸がどれほど大切なことかを認識できるようになってきました。瞑想やヨガのクラスでも呼吸に意識を集中させることが奨励されるように、呼吸は、全ての生命活動を可能にする最も大切な活動ですが、意識しなくても自然に起こるために、普段はその秘められたパワーに気がつかないものです。
でも、その大切さが分かってくると、人前で緊張したり、ハプニングが起きて動揺したり、または、物事が思うように運ばなくてイライラしているときなどは、呼吸が浅く、もしくは、ほとんどしていない状態だということにも気がつくようになります。不安にかられて気持ちがソワソワするときなども、ゆっくりと大きな深呼吸を3回繰り返して、体中に空気を送り込んでやるだけで落ち着きをとりもどすことができますし、散漫した意識が体にもどって集中力を取り戻すこともできます。私が私らしくあるためにも、大切なものだと考えるようになりました。
三時間近いホロトロピック・ブレス・ワークのセッション間に、皆、それぞれの体験をします。私の場合は、意識が自分の体のなかにしっかりと戻って来る感覚を体験します。すると、次に、寝ているとも起きているともつかない次元で心地よくフワフワと浮いている自分に気がつきます。体にかかる重力や密度を全く感じないで宇宙空間に漂っているような感覚で、そのうち、自分の内側に、「I’m home.(家に戻って来た)」というインスピレーションが起こり、長い間、自分の家(肉体)を留守にしていたことを自分に「ごめんなさい」と謝ります。周りからインプットされた情報に惑わされ、心を痛めていた自分に対して、「ごめんなさい」と囁いてあげます。こういう自覚が生まれることで、胸の内に深く刻み込まれた傷が癒されるのを感じます。
日々の生活のなかでも、以前よりもゆっくり、そして、深い呼吸をすることを意識できるようになると、人前で緊張する度合いもだんだんと減ってきて、その分、色々な行為が楽しさを増して体験できるようになります。それは、呼吸に集中することで、つまらないことを繰り返し思考するマインドの働きがスローダウンするため、今、この瞬間をしっかりと体験できるようになるからでしょう。
きちんと自分に呼吸をさせてあげて、自分らしくあることで、気持ちのなかに余裕が生まれ、日常のなんとはない行為にさえ喜びを感じられ、生活がより彩られたようにも思えます。
これまでも色々なセルフ・ヒーリングを習って、生活のなかに取り入れてきましたが、最近は、このHolotropic Breath Workがお気に入りです。
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