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誕生会 2011
LA:2011-09-09 23:13 (162)
 御陰さまで、とても素敵な誕生日を迎えることができました。自分で誕生日を企画したことがなかったのですが、今年は、大切な友達に集まってもらって祝いたいという気持ちが起こり、ホームパーティーを開きました。
 私の誕生日は、ドラエモンと同じということで微妙に嬉しいですが、アメリカでは、レイバーでーという勤労感謝の日が重なる連休となるために、招待したかった友達の3分の一が旅行や家族の結婚式などの予定があり出席できませんでしたが、それでも13人が集まってくれ楽しい宴となりました。

 Why do I feel the way I feel? これまでも、心配性で苦労性で、周りからの愛を素直に受け止められない自分、そして、自分自身に愛を注げない私がいました。自分にはとても強い守り神がついていると感じる反面、フッと、なんのために生きているのだろうかと自分の存在価値に疑問を感じることもありました。
 でも、ここのところ、パズルのピースがフワーッと目の前に現れたようで、うまく全部が埋まってくれて自分を素直に受け入れられるようになりそうな気がしています。これまでも、成りたい自分になるために、様々なセミナーやワークショプ、セルフ・ヒーリングのクラスなどを受けてきて、自分にとって役に立つだろうという直感が沸き起これば、飛行機に飛び乗ってでもセミナーを受けに動きました。そして、その都度、有り難いインスピレーションを受けて、ほんの少しずつ、自分らしく素直に生きられるようになってきました。
 数週間前に、Holotropic Breathworkというヒーリングのワークショップを受けました。このワークショップは、2年ほど前に知人から紹介されたのですが、そのときは、精神的に準備ができていなかったからでしょう。興味は沸いたものの、参加したいという気持ちが起こりませんでした。しかし、今回、ワークショップが行われるというメイルをもらったときには、今の自分に必要であり、行くべきして誘われたものだと感じとりました。
 これは、一種の瞑想のようなもので、目隠しをして横になり、ハイボリュームでかかる音楽を聴きながら3時間(!)深呼吸を続けるというものです。初めて、このメソッドを聞いたときは、ちょっとクレイジー!と思いましたし、正直を言えば、セッションを受ける直前まで懐疑心が残っていましたが、ワークショプを終えた後は、やはり今の自分に必要だったのだと実感します。
 セッションを受ける前に、いくつかの注意事項と、目隠しをして横になっている間に、様々な衝動が起こるので、それらを素直に受け入れるようにという指導を受けました。
 私は、セッションが始まってすぐさま音楽のビートに合わせて踊りたいとい感じて体を動かし、なんですか楽しくて嬉しくて、子どものようにケラケラと笑い出しました。その後、呼吸を続けていたら眠りこけてしまい、ファシリテイター(facilitator)/ガイド役の一人だったマイケルに額を突つかれて目を覚ましましたら、次に、急に首が痛み始めました。
 4、5日前から左の方に小石ほどの大きさの固いしこりができていて、それがひどく痛みました。右手で首を揉んでいたら、マイケルが耳元で、
「手伝いましょうか?」と囁いてくれたので、遠慮なく、
「ここが凝っていて、すごく痛い」と話すと、
「深呼吸を続けながら、しこりを僕の指に押し付けるようにしてみなさい」と言って、彼の指でしこりを押してくれました。
 呼吸をしながらも、強烈な痛みに驚いていたら、4、5分経ったときに、そのしこりが私に話しかけるかのようなインスピレーションが起こりました。それは、「これは、これまで周りからの愛を受け入れられないできた痛みだよ」と、そんなことを私に伝えてきたのです。すると、堰がはずれたかのように涙が溢れ出しました。(英語では、weepingといいます)横についてくれていたマイケルは、
「いいぞ、その調子だ!自然にまかせて、呼吸を続けて!」と指導してくれたので、自分の体に対して「ご免ね」を繰り返しながら呼吸を続けていたら、それが小さくしぼんでゆくのが分かりました!
 それからもしばらくマイケルにしこりを押してもらいながら呼吸を続けていたら、今度は、「だって、4歳のときからハートが壊れたままだもんね」というインスピレーションが起こり、また、声を上げてオイオイと泣きました。
 My heart has been broken ever since I was four. 物心ついたころから、家庭環境のなかで傷ついた私のハートは癒されることなく壊れたままだったのでしょう。だから、自分を愛することも分からず、周りに愛がたくさんあるのにも拘わらず、素直に受け入れることもできないでこれまできてしまいました。「ほんとに辛かった、淋しかったの」、そうやって真実を受け入れてみたら、またさらにしこりが小さくなるのを感じました。
 気がつくと、ビートの効いた激しい音楽は、エンヤのような癒しのリズムに変わっていて3時間のセッションが終わりに近づいてきました。マイケルにお礼を言って残りの20分ほどをゆっくりと呼吸しながら横になっていたら、いつの間にか、体が自然に深呼吸をするようになっていて、目の前に大宇宙が広がっていました。気がつくと、私は、起きているのでもなく、寝ているのでもない不思議なディメンションに浮いているようにありました。その感覚は、「らくちん」ただその一言につきるかもしれません。
 このブレス・ワークを受けたひとの中には、映像でメッセージを受ける人が多いらしく、セッションの後は、見た映像を曼荼羅にして描くことが奨励されて、他の参加者は見たイメージをせっせと描き始めましたが、私はマイケルに勧められて、肩の痛みと体からのメッセージを抱きしめるように思い出しながら、横になったまま、まどろみを続けました。

 


 そんな体験もあり、今年は、自分に愛情を注いでくれる友達を招いて誕生日を祝いたかったのです。バースデーケーキもふたつ用意して、ひとつは今の自分へ、そして、もうひとつは、4歳の私に「生まれてきてくれて有り難う。もう傷つかなくていいよ。一緒に遊ぼうね」という意味を込めて用意しました。
 友達はみんな、とても楽しんでいってくれたようで、私も、皆からの優しさと愛を感じながら、幸せな誕生会をもつことができました。彼らの愛情が、自分の内にある愛に気づかせてくれたようです。人は一人では生きられない。こうして愛を注がれて、自分の内にある愛に気づき、愛を注げる人になれるのだと、友達や家族の有り難みを身にしみて感じました。
 この晩、込み上げてきた涙は、ひとりぼっちで淋しいとか、自分の力の無さを嘆く涙ではなく、浄化の涙だったようです。4歳のときに壊れてしまった私のハートは、今、確実に本来のハートの形にもどりつつあるようです。
 皆さんからの愛に、有り難う!たくさんの惜しみない愛情と優しさに心から感謝します! 


パーティーの準備から、子どものようにはしゃいで楽しんでみました。

ロスで活躍されるジャズ・シンガーのタカコさん(私の左隣)が、ハーッピーバーズデーの音頭をとってくださいました。私の頭上に、まあるいオーブが映っているのが見えます。
   
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