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カエルの王子様
LA:2011-06-27 22:30 (161)

ロサンジェルスは、素晴らしい天気です。昨日もハイキングに出かけて、自然からエネルギーを分けてもらいました。自然は、優しい!
「私だって、今の旦那に遭うまで、それは、それは、たくさんのカエルにキッスをしたわ」と、友達のメリアムは、私を励ます意味でそう言った。
 カエルというのは、グリム童話の“カエルの王子様”からのたとえで、この場合は、キッスをしても王子様に変身しないただのカエル、つまりメリアムにとって本命に成らなかった男性たちのこという。
 たくさんの男性とデートをしながら、自分の結婚相手として選ぶ男性が、どういった資質を備えていることが好ましいかを学んだというメリアムだけれど、結論として、カエルがゴージャスな王子に変身するのはあくまでもおとぎ話であり、現実では、カエルはカエルのままで、なんどキッスをしても王子様にならないらしい。つまり、妥協して相手を選んでおいて、いつか自分の気に入る人間に変わってくれるだろうと考えるのは誤りだということ。
 日本語でも、結婚前は、両目をしっかり見開いて相手を選ぶことが賢明で、結婚生活においては、片目をつむるようにするのがこつ、という内容の教訓がある。人間誰しも欠点があり、間違いも多々起こす、また、自分の思うように相手を変えることなどもできないのだから、「この人だ!」と、決めて結婚した後は、うまくいかないことも大目に見ながら臨機応変にやっていけということなのだろう。
 私の場合、両目を開いてはいるものの、見極める技量が無いようなので、いつもデートに出かけては混乱する。
 少し前にも、「あっ、この人いいかも」と、直感した男性と何度かデートした後、少し様子が変わってきたのでお断りしたら、豹変してストーカーまがいの行為に走られ、怖い思いをしたばかり。
 先日、別の女友達と話しをしていて、ディズニーのアニメーション、“美女と野獣”の野獣のような男性がタイプだという話になった。あのごっつい体で、ベルに好かれようと大変な努力をするところが健気でいい。しかも、漫画だから、ビーストといえども目などクリクリに描かれていて、私は、毛深い人は情が深いという迷信を信じているのもあり、毛むくじゃらの野獣がとても気に入ってしまった。だから、王子様の姿に戻った時にはひどくガッカリした。映画館で観たときには、「なんで、こんなスリムなイケ面になっちゃうの?つまんな〜い!」と、アニメのクリエータに対して真剣に腹を立てたことを覚えている。
 中身が同じでも、外見が変わったということで動揺してしまう。しかも、外見がアップグレードされたことが返って気に入らないわけだ。だから、私の場合、ボーイフレンド選びは、両目をつむって行ったほうがいいような気もしないではない。
 「面倒臭いから、もういいわ」と、白旗を振る私に、メリアムは今日も、「私だって、今の旦那に遭うまで、それは、それは、たくさんのカエルにキッスをしたわ」と、とにかく、たくさんの男性とデートに出かけて来いとハッパをかけるのだけれど、言うは易し、実際におめかししてデートに出かける私は、エネルギーを消耗する。昔は、何も考えずに頻繁にデートに出かけていたけれど、やはり、歳のせいか億劫になってきた。これって危険...。
 だから、まだ、こうして背中を押してくれる女友達が居ることを有り難いと思うようにしよう。
   
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