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ボランティア
LA:2011-05-05 12:18 (159)
 このたび、アメリカのFeed My Starving Children (http://www.fmsc.org/) というボランティア組織が、日本の被災地へ向けて送る食料パッケージ10万個の袋詰めをするため、労働ボランティアが250人必要だというお知らせが舞い込み、友達を誘って行って来ました。
 通常、FMSCでは、アフリカや東南アジアの各地で貧困状態に暮らす子どもたちや、昨年、大きな地震のあったハイチで孤児となった子どもたちなどを餓えから救うために、世界の67カ国に向けて食料パッケージを発送しています。科学者が生み出した発育を促進させるための栄養バランスのとれたこの食料パッケージには、チキンの粉末スープ、野菜のみじん切りがドライフリーズされたもの、それに、大豆でできたフレークと米の4種類が決まった割合で入れられます。一袋に6人分だということなので、今回は、60万食を詰めたことになります。(お味はいかなるものか。正直いって、日本人の嗜好に合うかどうかが少し疑問でしたが...。)
 ボランティアは、8人から9人がひとつのチームと成り、流れ作業で、上記の4つの食材を袋に詰め、計量器にかけて重さを確認してから、密封し、それを箱詰めします。髪の毛が食べ物に混じらないようにと、皆、薄紙でできたシャワーキャップのようなものを被り作業に当たりました。
 私たちは、夜の部のボランティアに申し込んだのですが、このとき来ていたおよそ80人近いボランティアのほとんどがラテン系の方で、日本人の女性が、9人ほどでしたでしょうか。たまたま近くに立って説明を聞いていたので、では、グループになって持ち場についてくださいと言われたときに、そのまま同じテーブルに着いて一緒に仕事をしました。
 単純作業なので、皆が飽きないようにと、それぞれのグループの箱詰めがひとつ終わると大きな声でアナウンスをして、どこのグループが一番多く箱詰めができたかを競争する設定にされていました。活気付けに、小さなブームボックスからロックミュージックが鳴り出し、ちょっと耳障りながらも、わいわいと楽しく始まりました。
 ラテン系の人たちは、普段から割とマイペースなので、ケラケラと楽しそうにやっていましたが、私たち日本人女性のチームは、真面目なせいか、無駄口をたたくことなく、黙々と作業に徹していました。さらに、皆さん、手先が器用なため(日本人のDNA!?)、袋詰めの早いこと、早いこと!どこよりも数多くのパッケージを詰めることができました。
 

 2時間ほどの作業でしたが、遠くに居ながら少しでも何かの役に立てたことが嬉しく、国籍の違う人たちが、こうして被災地の人々のことを思って作業に当たってくれたということにも感激しました。
 アメリカでは、ここのところ、南東部のハリケーンの被害がひどかったことや、中東、リビア情勢、そして、ロイヤル・ウエディング、また、ビン・ラディンの殺害などで報道番組は目白押しで、日本の東海地震のその後が伝えられることはほとんどなくなってしまいました。それでも、ロサンジェルスでは、まだ、あちらこちらで被災地への基金を募るイベントが行われています。有り難いことです。


こちらは、個人宅で行われたチャリティ・お料理教室。イタリア人のガブリエルが、2種類のブルシェタとプタネスカというパスタ・ソースの作り方を教えてくれました。この晩の、皆からのドネーションは、日本赤十字に寄付されました。


ガブリエルが作ったプタネスカ。数日後、家で作ってみたら、おいしくできました。お味の決めては、なんといってもアンチョビですね。
   
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