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LA:2011-03-17 16:03 |
(153) |
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日本のみなさん、そして、このたびの東北沖大地震の被災地のみなさまに心からのお見舞いを申し上げます。
ネットワークとは有り難いもので、海外の日本人の知り合いから、日本のニュース速報が観られるオンラインのリンクや、普段は観られないNHKのニュースが24時間観られると教えてもらい、毎日、こちらのCNNの報道と一緒にかじりつくようにして観ています。時間をおって、命からがら逃げ出した方々がとらえた津波が町をのみ込む映像や、寒さをしのぎながら耐える避難者のみなさんのお姿など、新たな映像が紹介され、涙なくしては観ていられません。
幸い、私の東京の家族や友達は、みな無事でした。それでも、通勤しなければならない人たちは、毎日、物質の不足や、通勤電車のダイヤのみだれや福島原発のゆくえを固唾をのんで見守り、余震におののくなど、かなりのストレスと緊張感を抱えながら過ごされているようです。
アメリカ人の友達から、募金をしたいけれど、どこがいいかと聞かれました。しばらく前にあったハイチでの大地震の救済金として集められた募金額は数百億円にまでのぼるものでしたが、実際、その10分の一も現地に届かなかったという事実を踏まえて、皆さん、どこがよいのかと考えているようです。
先日、CNNにアメリカ赤十字のプレジデントが出演し、募金の1ドルのうち91セントが日本赤十字のほうへ送られると話していました。九割でも日本に届いた分は、日本人の知恵と思いやりをもって能率よく有効的に利用してもらえると信じます。赤十字のサイトでは、日本への救済の枠が儲けられた募金ページがあり、:
https://american.redcross.org/site/Donation2?5052.donation=form1&df_id=5052&idb=0
アマゾンでも日本赤十字への募金のページをもうけているので、:http://www.amazon.com/b?ie=UTF8&node=2673660011
このふたつのリンクを、知る限りのアメリカ人にメイルしました。
今日は、友達が主催してくれるチャリティの食事会のお手伝いに行ってきます。
遠く離れて住んでいるので、何もできない自分が歯がゆいですが、気落ちしないで、被災地で頑張って耐えておられる皆さんや、救助・救援活動に勤めておられる勇敢な皆様のことを心におきながら、できることを見つけてやってゆきたいという気持ちでおります。
アメリカの報道では、東北の被災地で助け合う人々の姿や、秩序ただしく物資の配給や無料電話に何時間も列をつくって待つ人々、静かに寒さに耐え忍びながら物資の供給を待つ人々の姿が紹介されました。アメリカで大災害が起こると、暴動や略奪行為など、どさくさにまぎれての暴力行為が目立ちます。人間が動物化してしまったかのような悲惨な状態だったハリケーン・カタリナでの大惨事の被災地と比較されながら、「どうして日本の人たちは取り乱さずにこんなに礼儀正しく慎ましやかにいられるのだろうか、なんとも美しい!」と賛美と感嘆のコメントがたくさん出ていました。
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