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LA:2010-11-22 00:03 |
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素晴らしい秋晴れの日に、久し振りにハイキングへ出かけました。ビバリーヒルズから、コールド・ウオーター・キャニオン・ドライブを登って丘の上までくると、ツリー・ピープルという名の、町に緑を増やすための活動をしているボランティア団体の所有する敷地があり、そこに車を停めます。
車から出ると、陽の光を受けてそよぐ木々の姿があまりにきれいで、思わず呻きとも悲鳴ともつかない声をあげて感嘆しました。
最後にこの場所を訪れたのは、もう5ヶ月も前になるでしょうか。こんなに荘厳な風景からご無沙汰していたことをちょっと反省し、ゴージャスな自然に見とれながら歩き出しました。ほんとに、ため息が出るほど穏やかで豊かな緑に囲まれて、我を忘れて、こんな素晴らしい自然を創ってくれた創造主に感謝しました。
そう、この我を忘れる瞬間が、なによりも気持ちいいのです。自我や思考から解放されて、ありのままの自分であれるとき。陽の温もりを体に感じ、自然からの恩恵を全身で受けながら、なんだかとてもハンブル/控え目な気持ちになってゆきました。
すると、普段から、「こうでなくちゃ」「〜しなくちゃ」というエゴからの思いで自分を縛り付けているうえに、物事が、期待にそって運ばれていかないと、腹を立てたり、気落ちしたりしている自分の放漫さが浮き彫りになるかのように実感されました。
自然は、常にこうして与え続けています。人間からの見返りなんて全く期待しないで、与えながら命を全うしてゆきます。私も、欲しい、欲しいと欲をかいていないで、自分から率先して与えることが大切だと感じました。自分が欲しい物があれば、まず、自分から先にそれを差し出していれば、自然と受け入れる器もできてくるのではないかと。
ですから、私の場合、まず愛の種を撒いてゆこうと考えました。今年の年始の抱負は、「愛する自分」であることだと決めたのですが、思い返せば、ほとんど実行していなかったような...。でも、思い立ったが吉日、また今日から意識してゆこうと思いました。
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これだけ気持ちがよくなれるということは、やはり、人は、自然と一緒に暮らすことが一番自然なあり方なのだろうと実感しました。 |

「はあ〜っ」って上を見上げたら、澄み渡った青空が笑いかけてくれているような気がしました。 |
私の心すべき五ヶ条「気持ちいい」「嬉しい」「楽しい」「きれい」「おいしい」が全部満たされた散歩でした。この場合、「おいしい」は、目で堪能させてもらった味わいでした。 |

ときには、このベンチに腰掛けてゆっくりと呼吸することがあります。自然は、決して人間をジャッジ(判定/値踏み)せず、誰でも平等に優しく包んでくれるので、凝った心もほぐされてゆきます。 |
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