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■涼しい夏を迎えたロサンジェルスでThe NukesのRoxyデビュー |
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LA:2010-07-30 21:59 |
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毎夏、ビバリー・ブルバードのCBSスタジオの垣根には何色ものブーゲンビリアが咲いてとてもきれい。
ロスは、涼しい夏を迎えています。7月4日の独立記念日も肌寒く、先々週は、突然37度まで気温が上がったので本格的な夏に入ったかと思われましたが、翌週になるとまた気温が下がり、朝晩は冷えるため、夜遅くに車を運転するときは暖房が必要で、寝るときも分厚い羽毛の掛け布団を使っています。でも、昼間は、お天気がよくて気持ちいい〜。
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仲良しのマージの甥っ子のデミトリがリード・ギターをつとめるバンド、The Nukes(ザ・ヌークス)が、サンセット・ブルバードのRoxyにデビューするというので応援に行きました。
デミトリは、マージの妹、ディディのひとり息子で、13歳。コンピューター・ゲームのギター・ヒーローで遊ぶのが大好きだったのが、そのうちゲームだけでは物足りなくなり本物のギターを習うようになりました。
The Nukesは、ボーカリストとキーボードが14歳の女の子、そして、ドラムとベースが最年長で16歳という若さのティーンエイジ・ロックバンド。結成されてまだ間もないけれど、既にサンタ・モニカ・ブルバードのTroubadourにおいても3回パフォーマンスをこなしています。今回のステージには、この若きバンドの噂を聞きつけて、ハリウッドの最大手エージェンシー、CAAからもエージェントが視察に来るというので、観客は多いほどいいだろうと思い、私も友達を誘って行きました。 |

デミトリは、日本のアニメとシュークリームが大好きで、16歳になったらママのお許しが出るので、私にくっついて日本に遊びに来るのが夢だそうです。あまりおしゃべりしないけれど、素直で可愛いデミトリ。会うたびに、ギターの腕が上達しているのにいつも驚かされました。
親として最も大切な仕事は、子どもの才能を見抜いてやり、それを育んでゆくための可能な限りのサポートをすることだと話している心理学者をテレビで観たのを思い出しました。でも、共働きの家庭が大半を占めるこのご時世で、金銭的、時間的、そして、精神的にも、そこまで熱心に子どもにかまってやれる余裕のある親がどれだけいるでしょうか。ときどきフッと思います。子育てというのは、世の中で一番大事であり、最も難しい仕事だけれど、世間からは過小評価されている仕事ではないかなあと。
デミトリの場合は、一人っ子で、父親のジェイムスも趣味でバンドのリードボーカルをこなすので理解があり、ギターを買ってやったり、よい先生につけてレッスンをとらせたりと、才能を養うための環境づくりに惜しみなくサポートをしているようなので、恵まれた環境にあると思います。
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久し振りに会ったデミトリは、トライブ風のピヤスをして、歯には、ターコイズ・ブルーとエメラルド・グリーンの交互の矯正をしていた。ロックンロール・キッドだから洋装もどんどんとそれ風になってきて、そのうち黒いアイライナーを入れるようになるかもしれない。でも、将来、どんなに売れっ子になっても、性格は今のままで変わらないでいて欲しい。
The Nukesのビデオは、Youtubeで、The Nukes-Trailerと入れると出てきます。
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