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LA:2009-12-20 15:56 |
(122) |
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今年も残りわずかとなりました。
早足で過ぎ去っていったような一年でしたが、一年を振り返って何か思い浮かぶことがあるかどうか、心を静めて感慨に浸ってみました。
昨年の秋ぐらいから、自分の内側にある種のシフトが起こり始めたのを感じました。シフトはいくつもの要素を含んでいて、その基本は、自分に対して優しくありたいという想いでした。
もう、やたらに自分を叱らないこと。自分をいじめないこと。自分の犯したささやかな失敗を批判して苦悩するのではなく、ユーモアのセンスをもって笑い飛ばしてあげられること。自分に優しくあれるときは、他人に対しても優しく接することが無理なくできるようになります。また、他人の優しさに触れると、これまでになかったような喜びを感じたり、謙虚な気持ちになれることにも気がつきました。
今年も、ちょっとした人間関係のねじれで傷ついたこともありました。でも、そうした経験も、自分のうちに既にある充分な優しさや愛を見失った状態でいた自分を照らす鏡として起こってくれたことだったのだと、今になって思い返すことができます。ありがたいことです。
「私は人が好きなんだ」と、実感できた体験がいくつかありました。そして、私は、文章を書いたり、演じたり、おしゃべりをしたり、 なんらかの形で表現をしながら、それを読んでくださる人、見てくださる人、聞いてくださる人たちとつながってゆきたい。そして、漠然とではありますが、今後もそうしたつながりを広げてゆける仕事を続けてゆければ、これ以上に幸せなことはないと思いました。
いつもブログを読んでくださったみなさん、書き込みをしてくださったみなさん、今年もありがとうございました。どうぞ、よい年末年始をお過ごしください。来年も、みなさまの心が穏やかで、喜び多き一年になりますようお祈りしています。
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