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LA:2009-08-06 16:45 |
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その昔、ジャズダンスとバレエを習っていて、毎日、ダンス・スタジオに通っていたことがあります。何年か前には、ヨガにはまり、週に3回ほど通っていたことも。また、よいテニスのコーチを見つけて、レッスンを受けていたこともありました。私は、ジムへ通う筋肉トレーニングがどうしても好きになれなくて長続きしないため、「楽しくできる」ことを基本に運動を選びます。
ここ数年、月に2回ほどハリウッドの丘までハイキングへ行く以外、これといった運動をしていなかったために、余分な脂肪がついてきました。そんなことを東京の母に話すと、「年齢のせいもあるから仕方がないでしょ」と、努力もしないで諦めろといった感じです。でも、せっかく生んでもらったのですし、たったひとつの大事な体ですから、自分で大切にしてあげないといけないと思い直しました。
体の細胞のひとつひとつには、知恵と記憶が備わっていて、私たちがいちいち指示をしたり、お願いしたりしなくても、日夜、休むことなく働き続けてくれています。60兆といわれる数の細胞たちが、毎日、私が元気に暮らせるようにと、複雑なシステムを上手にバランスよくコーディネイトしてくれているのだと考えると、実に有り難いことだと思えます。
自分の頭で考えると、「センチュリーシティまで運転して出かけるのが面倒くさい」とか、「あそこは、パーキングが大変だから」、とか「大人のバレエクラスなんて、そうそうないからなあ」などと、否定的になりがちなので、素直で正直な自分の体に、どんな運動をしたいのか聞いてみることにしました。
すると、「バレエで、足腰を鍛えましょう」というインスピレーションが返ってきたので、早速インターネットで、クラシック・バレエの基礎を教えているダンス・スタジオを探してみると、車で4、5分の場所に見つけることができました。試しに出かけてみると、私でもついてゆけるくらいのベイシック1〜3のレベルだったので、新しいバレエ・シューズを購入して通い始めました。
「プリエ〜、ララベ〜、バランス、スゥスゥ〜♪」といった、シンプルな動きのレペティション(繰り返し)ですが、これが楽しくて、楽しくて、顔が緩んでくるほどです。だんだんと、体がラクに動くようになってきました。さらに、日本のNHKの番組で紹介されたというスロー・ジョギングのことを耳にて試してみたら、気持よくて、こちらも楽しんでやっています。いつも車で出かけるグロッサリーの買い物へも、スロー・ジョギング(ゆっくりなので、なかなか目的地に到着しないのですが。。。)で出かけることが増えました。
そんなことをしながらも、週2、3回のバレエのクラスに通い始めて2ヶ月が経ちました。体重は、1キロ半減っただけですが、体が締まった感じがあり、きつかったGパンの股の辺りに余裕ができて緩くなっていました。それだけではなく、マインドとスピリットまで軽くなったような気分です。
先日、いくつか用事を足すのにスロー・ジョギングで出かけたとき、Kitsonなどの有名ブティックの並ぶロバートソン・ブルバードを通り、ウインドーショッピングを楽しみながらジョギングしていました。そして、フッと目に入った鞄屋にキュートな白いトートバッグを見つけて衝動買いしました。
昔は、身につけるものをいったら、黒、グレー、茶色、紺といった暗い色ばかりだったのに、最近は、ピンクや黄色に、ラベンダー、また、ゴールドなどを好んで身に付けるようになりました。やはり、明るい色を身につけていると気持ちまで影響されるんですね。特に小物は、オレンジ色が多いのですが、知り合いから、オレンジ色は、「心の解放」を意味するのだと教えてもらいました。
思い出してみると、ショッピングしているときは、思考で選択するというより、体がどの色を欲しているかで決めることが多いような気がします。
意識していなくても、暮らしのなかで色彩に影響されていることって意外に多いのかもしれませんね。
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ちょっと緩めのバレエ・シューズは、薄いピンク |

セドナへ行くときに、ロサンジェルス空港の売店で見つけたビーチサンダル。ピンクとオレンジの組み合わせが気に入って買いました。 |
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