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LA:2009-06-17 15:42 |
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東京の母とは、週一回の割合で話をします。
先日、歳をとってきた母に安心してもらおうと、最近こんな仕事をもらったという話をしてみたら、「そう、でも、独りだと、お母さん心配だから、早くいい人を見つけて一緒になってくれると嬉しいんだけれど」という返事がかえってきました。
私が結婚して誰かに面倒を見てもらえれば、親として安心できますからね。それは理解できますが、娘としては、結婚しなければ一人前に親を喜ばせることができないのだろうかと思って少々ガッカリしました。
でも、少し時間が経ってから、それは、私の内に、『認められたい、愛されたい、褒められたい』という期待があって、それらが満たされなかったために落胆したのだということに気がつきました。
自分自身を『認め、許し、愛する』ことができる人は、自分を大きく見せようとしたり、人を軽視して自らを鼓舞する必要もありません。つまり、自分の外側に愛情や賞賛を求める必要がないのです。心の内側は、静かな穏やかさで満たされていて、そのままの自分で暮らしていることに喜びを感じられるのだと想像します。
私自身、そうしたことを頭では理解しているのですが、まだまだ同じような失敗を繰り返しながら学んでいるところです。でも、以前より、自分が変わってきたなあと思うのは、自分自身に対して優しくなったことです。失敗しても、自分を責めないで笑い飛ばすことや、がむしゃらに頑張らないで、このままの自分でいいやと思えることができるようになってきました。
最近、またデクシャ・ヒーリングというのを見つけてヒーリングを受けに通っています。このヒーリングを受けると、この世には、愛のエネルギーだけが存在するという感覚に包まれ、感謝の気持ちが込み上げてきます。そうすると、自分も他人も見返りを期待しないで愛せるような気持ちになり、人間だけでなく、動物や植物、自然や地球に、太陽や月を含めた大宇宙まで、全てが愛おしく感じることができ、体のなかが愛で満たされるような素敵な体感が起こります。
思い返すと、もの心ついたときから、信頼できた大人は、祖父以外にはいませんでしたから、いつも自分がしっかりしなくてはと気を張って生きてきましたが、ここにきて、感謝の気持ちが増してきたことも手伝い、私も人知を超えた大きな愛の力に守られているという風に感じられるようになってきました。そして、流れに任せていいのだろうと思えるようになってきました。
全ては、私の意識を拡大させるために起こることであり、出逢う人は全て、私の意識を目覚めさせるために居てくれるのだと分かるときがあります。ですから、誰かを変える必要も、何に抵抗する必要もないのだと。私は、もって生まれた感性と、五感を使い、ひとつひとつの体験を100%味わうこと。その瞬間、瞬間に、あるがままの自分で存在すれば、それだけでいいのだ。それだけで充分なのだと感じられるようになりました。
でも、こうしたスピリチュアルな成長は、いったりきたりを繰り返しながら徐々にアドバンスしてゆくらしく、穏やかな気持ちでいられる一日もあれば、ちょっとしたことに心中がサワサワと波立つこともあります。(でも、以前よりも、随分と短時間で、気を取り直せるようになりました。)「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる〜♪」といった感じです。後退するときも、感情に飲み込まれないで、これもプロセスだと静かに観察する自分であれるよう、今日も、自分に優しい私でいたいと思います。
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始めてのデクシャ・ヒーリングは、ダウンタウンのリトル・東京で受けました。
久し振りにダウンタウンまで出かけたときに撮った、ディズニー・コンサート・ホールの写真です。 |
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