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映画、"He's Just Not That Into You" を観た日の出来事
LA:2009-03-12 13:14 (101)


映画のポスター
 4年ほど前にアメリカで発売されて話題になった本、“He’s just not that into you”(彼は貴女に気がないだけ)がコメディー映画となって公開されヒットしています。
 以前、日本で女の子たちが、ボーイフレンドをアッシー君、メッシー君、そして本命と使い分けているというのが話題になったことがありますが、著書は、それを男性の側から描いたもので、男性の心の動きや本音を上手に読み取れないですったもんだする女性たちを紹介している、恋愛の手ほどき本です。
 映画では、色々な恋愛のケースが紹介されて、複数の主人公たちが、どこかでつながり、そしてもつれ合いながらストーリーが展開してゆきます。ドリュー・バリモア、スカーレット・ジョハンソン、ジェニファー・アニストン、ジェニファー・コネリー、ベン・アフリックなどの20代、30代のスターたちが、リアリスティックに役を演じていておもしろく観られました。
 私は、著書を何度か読んで消化していたつもりでしたが、映画を観ていて、ウエッブ・サイト上で出逢い、メイルのやりとりでチャットしながらウエッブ・デートを重ね、実際に会わないまま同じウエッブ・サイト上で振られるというケースがあるのだということを新たに学びました。最近は、実際に外へ出かけないでも、ウエッブ上で恋愛のプレリュードが始まったり終わったりしているんですね。そういえば、サイバー・ストーカーなんていうのもいるとか。
 一緒に映画を観に行った友達は、独身の男性で、観終わった後、彼は自分が映画のなかのどのキャラクターに似た立場にあるかをしゃべりならが、その心情を語り、「男だって辛いんだよ」みたいなことをぼやいていたので、私は、「ング」という勢いのない相づちを打っておきました。
 帰り際、映画館を出るとき、その昔、デートを重ねたことのある男性にばったり出くわしました。その白人男性は、アジア人の女性を見ると目の色を変えて追いかけるような病的なところがある人でしたが、当時の私は自尊心が低かったために、自分に魅力が足りないせいだろうと思い込んで傷ついていました。私の暗い過去!これこそ、What was I thinking!?(ひどい勘違い!)でした。
 その男を目撃したとき、随分と昔のことになりますから嫌な感情も起こりませんでしたが、相変わらずアジア人の女性と一緒だったので、「変わってないんだなあ」と思いました。一瞬のことでしたし、見ても視界に写っただけという風で、私は友達とおしゃべりを続けながら映画館を出ましたが、あちらもしっかりと私の姿を確認していたようです。友達と寿司をつまんでから家に戻ると、あちらは、とあるサイトに私のページがあるのを探し当てたようで、サイトを通してそのアジア人女性大好き男からのメイルが届いていました。そこには、『ニコラスからのメイルを読んで返事を書きたい場合は、ここをクリックしてください』なんてタイトルがついていました。彼に気があるころの私だったら、興味津々で開いて読んでみたでしょうが、今は自分が可愛いので、心が病気の人とは拘わりたくないと思いデリート(消去)ボタンを押しました。
 ひとつその人にまつわるお話。一度、日系スーパーに買い物に連れて行ったときに、日本人の女性の買い物客がたくさんいるのを見て嬉しくて舞い上がってしまったのでしょうね。フッと見ると私の傍にいなくて、よその女性に話しかけていました。チクワかなにかを手にして、「これはどうやって料理するのか知ってますか」なんて英語で声をかけたり、買い物かごにたくさん商品を入れて持ち歩いていた女性に、「おお!重そうだね、手伝いましょうか?」なんてすり寄って行ったりして。あっちにも、こっちにも日本人の女の子がいたから興奮して鼻息が荒くなって「オッホ、ウッホ!」ってゴリラみたいになっちゃって店内を歩き回っている姿にすごいショックを受けました。
 ハーバードのビジネス・スクールを出て、年収が億単位もある人でも、こんな風にお行儀が悪くて、女性をネクタイかなにかのように取っ替え引っ替えするように扱う人は、He is beneath us. (私たちにはふさわしくない)、その人からのメイルを読むことさえ汚れるような気がします。だから今は、メイルも開かないしお返事も出さないことで、「I’m just not that into you. 」(貴男に全然気がないだけ)というメッセージを送ることにします。
 




同棲しているふたり。このままで充分幸せな彼氏と、「どうして私と結婚したくないの?」と詰め寄る彼女。


デートした相手の男友達から、「奴は君に全然気がないんだから、追いかけたって無駄だよ」と説教を受ける彼女。


分かったような、分からないような男性分析論を職場の女友達に公表する彼女。
   
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